支援対象国 マリ共和国について

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<マリ共和国の魅力>歴史の記憶にいろどられた国、マリ共和国

マリでは現在、3カ所の世界文化遺産や民族的な祭礼の見学をはじめ、観光資源の開発、環境の整備などを国のプロジェクトとして推進中です。観光に必要な関連施設も徐々に整備され、各地でホテルや旅行会社、レンタカー、外国人を受け入れる病院、保険機関、外貨の取扱い可能な金融機関などが増えています。

また、航空、道路網などのインフラも拡充され、経済の自由化にともない、観光協会などによる観光資源の維持や管理、環境整備、スタッフの育成も積極的に行われています。

首都バマコにある工芸品店街(Maison des Artisans)では、国立芸術学院(Institut National des Arts, INA)で専門の美術教育を受けた職人の手によって制作された、藍染め、泥染め、木彫り、金銀細工、民族楽器なども販売されております。

在日マリ大使 写真

在日マリ大使からのメッセージ

日本の皆さまへ

マリ大使といたしまして、日本の皆さまにもっとマリの素晴らしさをぜひ知っていただきたいと存じます。確かにアフリカは日本からたいへんに遠い国です。マリを訪れる日本の方は年々増えてはおりますが、まだまだ知名度が低いのが現状です。

また、その一方で、マリも含め、世界には安全な飲料水がなくて苦しんでいる人々が大勢いるという状況にも是非、目を向けていただきたいのです。その点において、このボルヴィック とユニセフの「1L for 10L」プログラムはマリにおける飲料水の状況を大いに改善してくれるでしょう。それはマリの人々の生活の質を高め、特に女性や子供たちはより有効な時間の使い方ができるようになるでしょう。

この素晴らしい企画に多くの日本の方々が参加していただけるのを大いに期待しております。

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マリの見どころ(1)3つの世界遺産

トンブクトゥ 写真1

トンブクトゥ 写真2

トンブクトゥ

13世紀、岩塩や黄金の交易拠点としてマリ帝国およびソンガイ帝国の繁栄を支えた旧都市。現在は周辺が砂漠化し「危機に瀕している世界遺産リスト」に登録されています。観光地の中で最も多くの外国人観光客(特に欧米・中近東)が訪れる地域です。

ジェンネ 写真1

ジェンネ 写真2

ジェンネ

トンブクトゥと「双子の姉妹」と呼ばれるジェンネ。13世紀には農産物の供給地であり、また学芸や宗教の中心都市として発展した旧都市。
旧市街の中心にはスーダン様式の大モスクがそびえ立ち、イスラム教への信仰心が強い地域です。

バンディアガラ(ドゴン) 写真

バンディアガラ(ドゴン)

約200kmにわたる断崖に暮らすドゴン族の村は、神話で伝えられるように頭を北に向けた人の形に作られています。ドゴン周辺の人々による仮面ダンスも有名です。近年は、サハラの乾燥化の影響などによりドゴンの遺跡・文化は危機にさらされています。

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マリの見どころ(2)例祭とイベント

季節や民族の習慣、各地の神話などに基づき、祭礼行事がしばしば行われています。これらの多くは部族外に開放されていませんが、一部は外部の人が触れることのできる祭りも数多く存在しています。有名な「シギ」や「アザライ」などは、観光向けにショーアップ化の傾向はありますが、その他の民族的な行事については、素朴なマリの民族文化を充分堪能していただけると思います。

ドゴンの仮面祭り 写真

ドゴンの仮面祭り

マリの中央部のバンディアガラ地方の巨大な断崖地帯に暮らすドゴンの人々の祭礼。ドゴンは仮面のダンスでよく知られおり、60年ごとに行われる「シギの祭り」、12年に一度祖先の霊をまつる「ダマ・セレモニー」など、壮大な神話と宇宙観を再現します。

デガル(牛の群れの横断まつり) 写真

デガル(牛の群れの横断まつり)

デガルの牛追い祭りは、毎年、牛の群れの横断に伴いモプティのフラニー族の村では大規模な祭りが行われます。この祭りは毎年、一年間サヘル地域を横断するために出かける牛と、牛追いに村を離れる若い男たちの帰りを祝う祭りで、フラニー族の若者にとって名誉なことで、一人前の男として認められるための一つの 「通過儀礼」です。

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マリの見どころ(3)音楽

マリの音楽 写真

マリ人は踊りが大好きで、お祭りやお祝い事の時はもちろん、人々が集まって気分がのってくるとすぐに踊り出します。

踊りに欠かせないのが歌や楽器は、元来、世襲制の音楽家だけができることでしたが、1960年にフランスから独立した後、植民地時代には否定されていた伝統音楽が、現代的な楽器によって演奏されポピュラー音楽となり、サリフ・ケイタをはじめ、ヨーロッパで大ヒットする音楽家も現れました。

近年では、日本国内でもマリ音楽のCDを見かけるようになり、マリのポピュラー音楽の先駆者の一人であるサリフ・ケイタは、数回来日してコンサートを開いています。

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マリの見どころ(4)美術・工芸

マリの美術・工芸 写真

マリは、14世紀から17世紀に西アフリカの学問と文化の中心地として繁栄し、特に彫刻においては、力強い生命力と著しくデフォルメされた様式によって、ヨーロッパ現代美術の展開に大きな影響を与えました。造形美術の伝承は、家庭や工房、芸術学院で行われており、様々な民族の工人集団が生業の一つとして、染織や彫刻、土器などを作っています。

また、伝統的な造形美術は、時代の流れによって、外国の文化と接触し新しい造形美術へと移り変わっています。民衆の理髪店や焼き肉屋、酒場などの看板の絵や壁画は、独自のユーモラスな様式を示し、非常に独特な雰囲気を持っています。

また、色とりどりに染色された 生地やアクセサリーが豊富で、女性達の衣装は形の凝ったものが多く、原色の色使いの生地が映え大変おしゃれ上手です。

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